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2007年10月26日 (金)

『幽霊人命救助隊』

 自殺者が年間3万人もいるという。

 毎日80人づつが自殺していることになる。

 怖いことの第1番が、死である。誰もが死にたくないと思っている。少しでも長く生きていたいと思う。

 しかし、その死の恐怖より耐え難いことが有るらしい。そうで無ければ、自分で自分を殺すことは無い。

 自殺の主な原因は、いじめや愛憎という人間関係のもつれ、癌や鬱病など心身の病気による苦しみ、借金や連帯保証による衣食住にも困る様な金銭問題などである。

 これらの原因で本当にどうにもならないことも有るだろう。しかし、どうにもならないと思っているのは本人だけで、他人からすれば、何とでもなることが多い。問題の捉え方で自殺は防げる。誰かが少しサポートすることで自殺を回避することが出来る。

 自殺する人は、思い込みが強く、視野が狭くなっている。視野を広げることが出来れば、重大な問題と思い込んでいたことが、大した問題では無いことに気が付く。

 社会のシステムが自殺を誘引しているケースがある。借金をする時に必要な連帯保証人。連帯保証人にはなるな、とよく言われる。しかし、断ることの難しいことが多いと思う。

 連帯保証人不要で借金の出来るシステムに変更するだけで、余分な自殺者を減らすことが出来る。

 社会や政治のせいだけには出来ないが、少なくても社会や政治の不備を改めるだけで、ずーっと暮らしやすくなるし、自殺者を減らすことだ出来ると思う。

参考

高野和明著 『幽霊人命救助隊』 20044月 文藝春秋発行

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コメント

ご訪問ありがとうございました。
この問題は最近、雨宮処凛さんの指摘している「貧困ビジネス」の問題ですね。
私は、ときどき考えます。よく、最近の若者は他人のせいばかりにする。そんなことはないと思います。自分たちに仕事がない、幸福感がないのは社会や政治のせいだ。こんな風に思うことができるからこそ、政治への原動力が発揮できるのだと思います。
フリーターやニートの方々がネット右翼化(若者の右傾化議論には一部偏見も有りますが)し、時の政権を肯定するというのも、そのような原動力を失ってしまったからだと思わざるを得ません。

投稿 買国奴 | 2007年10月26日 (金) 15時03分

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